産業医の教育・支援

企業のメンタルヘルス問題を含めた、産業保健活動ができる産業医を教育、育成しています。

企業から求められる
産業医について
学びたい方を
教育・支援しています。

弁護士は、弁護士事務所で新人の弁護士を育成しているように、日本メディメンタル研究所では、企業のニーズやメンタルヘルス問題を含めた産業保健活動ができる産業医の教育や育成に力を入れています。

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こんな方を募集していますRecruiting

  • 病気の予防活動

    患者の生活背景や仕事内容まで配慮した、病気の予防活動に興味のある方。

  • 週1回の産業医

    今は、病院での勤務を中心に考えているが、週1回程度、産業医を試しにされてみたい方。

  • 未経験

    本格的に産業医をしてみたいが、全くの未経験で何をどう勉強したらよいのかわからない方。

  • 医師のキャリア

    医師のキャリアのひとつとして、産業医を真剣に考えている方。

お問い合わせ先

産業医を目指している方のご連絡お待ちしています。

産業医として働くためにはLicence

労働安全衛生法では、産業医の資格を得るためには、
実質的に以下の方法があります。

  • 日本医師会認定産業医制度の産業医学基礎研修(50単位)を受講。
  • 産業医科大学の産業医学基本講座(約2ヶ月間)を受講。
  • 労働衛生コンサルタント試験(試験区分:保健衛生)に合格。

しかし、産業医の資格を得たから、すぐに企業で働けるわけではありません。
企業の特徴、求められる役割が分からないと、産業医として仕事が成り立ちません。

基本的なビジネスマナーは必須

企業は病院とは違い、健康な人が組織的に動いていますから、産業医である前に一人の社会人として見られます。社会人としての基本的なビジネスマナーができていないと、いくら医師として立派な知識・技術を持っていても、企業の人事担当者・衛生管理担当者は、産業医契約を結んでくれません。
また、産業医契約を締結し、産業医として企業へ訪問しても、人事(総務・衛生管理)担当者と、上手にコミュニケーションをとらないと、法律に定められた産業医業務をこなすことは難しいです。

企業の事情を理解し、信頼関係を築く

その理由としては、病院では患者と医師との「1対1」の対話で治療が進むことが多いですが、企業では一人の産業医と多くの従業員が、「1対多」の対話で業務を進めていきますので、法律で定められていることでも、話し方を間違えると、現場はうまく動いてくれません。
また、企業は組織ですから、ヒト・もの・金が絡んでいますので、人手がかかったり、物を購入したりすることが生じる場合には、あらかじめ、関係者へ相談する必要があります。「相談」と言っても、従業員はみな、自分の担当の仕事で手一杯ですから、どうしてこの業務が必要なのかを上手に分かりやすく、しかも、簡潔に説明することが大切になります。
人の助けが必要であるということは、相手との信頼関係も大切になりますので、信頼関係ができるまでには時間がかかります。

以上のような企業の特徴や、企業から求められる役割が分からずに困ることが、産業医初心者には多いです。

でも安心してください!
先輩産業医と実践で学べる体制でサポートいたします。

弊社では、先輩産業医と一緒に企業へ訪問して、先輩産業医の行動をそばで見て学ぶ仕組みにしていますので、安心して、産業医業務の実務を学ぶことができます。 産業医は病院の勤務とは違い、治療はしないので従業員から訴えられることはないという時代は過ぎました。産業医としてスキルを磨いておかないと、従業員からクレームを言われることは、今の時代避けられません。訴えられないから安心して、産業医ができるとは思わない方がよいでしょう。

【募集】産業医を
ひとつのキャリアとして
前向きに
取り組まれたい方を募集

【支援】十分経験を積んで
産業医として
開業されたい方を支援

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当研究所における産業医養成Training

  1. 同行して先輩産業医の仕事が学べる

    先輩産業医と一緒に企業へ訪問(半年間以上)して、先輩産業医の仕事内容を学んでいただきます。この期間に社会人として必要なビジネスマナーや必要な知識・技術を有料で受講してもらいます。

  2. 実際の産業医業務を担当できます

    企業の実状と企業が求める産業医業務を勘案して、実際に産業医業務を担当。産業医一人で企業へ訪問することはせず、必ずベテランの産業保健師または産業カウンセラーが同行し、サポートします。

  3. 今後のキャリアアップを選択できます

    十分、産業経験を積んだら、先生の希望に沿って弊社の非常勤スタッフとして産業医として活躍。または常勤の専属産業医へ転身、産業医として開業等へキャリアアップできます。

  4. 産業医業界の国家資格取得を支援

    希望者には、産業医業界の唯一の国家資格である「労働衛生コンサルタント(試験区分:保健衛生)」を取得できるよう支援いたします。

  5. 当研究所は産業医の認定研修施設です

    2014年に、産業医業界で有名な公益社団法人日本産業衛生学会から、産業医の研修施設として認定を受けております。

不安のない開業をサポート

開業に際しては、産業医契約書の作成の仕方、請求書の書き方、会社設立のしかた等、いろいろと勉強することが必要になります。産業医として開業して活躍されたい先生方へ、開業に必要な手続きもお教えいたしますので、遠慮なくお問い合わせください。弊社で勉強した医師で産業医として独立開業された方、国家資格の「労働衛生コンサルタント」を取得された方などが、10名程度いらっしゃいます。
(2018年3月末現在)

お問い合わせ先

産業医を目指している方のご連絡お待ちしています。

卒業生の声Voice

日本メディメンタル研究所で産業医について学んだ方の声をご紹介。

先生からの言葉を大事に現場で活かしています。

弊社で勉強した後、一部上場企業の専属産業医へ転身したAさん
先生からは、産業医としての基軸(会社・本人との距離の取り方、産業医として何を成すべきかなど)を学びました。産業医として対応が困難なケースに直面した場合や、難しい対応をどうしても行なわないといけない場合には、先生から教えていただいたお言葉を思い出し判断しています。

産業医は予防医学で健康を創造する科学と実感。

現在、弊社で産業医の実務を勉強しているBさん
病院の診察室で「私が病気になるなんて!何がいけなかったのですか?」と問う患者に、「まず治療が大事。そして無理せず」とありきたりに答えていました。また、「眠れない」と言われれば睡眠薬を処方しますが、服薬は嫌という人に眠れないことを慰める位しかしていませんでした。産業医の実務を学び始めると、病院の医師は病気の人は診ても健康を維持することについては意外に不得手なのではないか、と思いました。
産業医の実務を学び始めて、産業医の活動は予防医学で健康を創造する科学だと実感しました。現在健康な人も、病気になる前の人も、一生健康で働けることをサポートすることが産業医の仕事のように思います。例えば、良質な睡眠はどうすればとれるかを科学的に睡眠の仕組みを理解したり、病気の手前で病気にならないよう働きかけたりします。また、産業医は「働く現場」を取り巻く様々な現実も知り、企業とともに従業員の「働く」ことを守って支える役目があり、人間そのものに興味は尽きない方にお勧めの仕事だと思います。